みら*ブロ

みなさんこんにちは、縫人みら*と申します。絵を描くことや、パッチワーク、最近では動画づくりが好きです。このブログでは、日々のことや、アート•制作に関することだったり、スピリチュアルなこと•仕事のことなど、興味のあることについて日々書いていきたいなと思っています。よければコメントやシェアなどして頂けると嬉しいです(*´ω`*)

昨日のことでした。

夜勤明けで、19時ごろ、夕食を買いに行こうと思って外に出ましたら、

何かに呼ばれているような気がしました。

 

いつもの通り自転車に乗り、いつもの橋まで行きましたところ、

夜闇に浮かぶ、燃えるような紅い満月が、遠くにありました。

私は、心臓を強く打たれたような感覚になりました。

 

しばらく、その月を眺めていましたが、

ふとその月を追いかけるべく、気がつけば川に沿って自転車をこいでいました。

いくつもの橋を越えて、いくつもの道路を越えていきます。

私は、その光景を、以前夢で見たことがあります。

 

その光景は、私の精神世界の観点からお話ししますと、

自転車をこぐその風、川の冷たい風が、まるで、私の背中に大きな翼が生えて、

あたかも空を飛んでいるように感じられるのです。

また、場所が変わる=空間が変わることは、私にとってはパラレルワールドに当たります。

つまり、この光景こそ私の魂の次元上昇=アセンションと捉えています。

 

ふいに、精神(こころ)が揺れて、涙がこぼれました。

私は、月と川から生まれてきたのだと、悟りました。

母なる、大自然。母なる、宇宙。大いなる、魂…。

そのすべてに、感謝と無性の愛の気持ちで、心はいっぱいになりました。

 

問いかけてみました。

「なぜ人びとは、こんなにも苦しい思いをしなければならないのか。」

「周りの人たちが、こんなにも辛い状況なのに、私は何もできないのか。」

「私は、人びとの癒しになることはできないのか…。」

 

答えは、ありませんでした。

 

ただ、なんとなく。思うところとしましては、

全ての苦しみは、その後に訪れる幸せのためであると。

現在のこの状況は、それを早めているに過ぎないと。

「少しでも、人びとの苦しみが減る世界になればいいのになぁ。」

人には、人の宿命がありますから。そう簡単には変えられませんね。

 

そして、川が、より大きな川とぶつかる地点。

向こう岸に見える夜景の、なんとまぁ綺麗なこと。県の境目、人生も境目(転機)。

 

片方は、煌々と、光のあふれ煌く世界。もう片方は、闇が少し多いが、それでも美しい世界。

私は、煌々たる世界に、ピンク色に輝くツリー(スカイツリー?)があるのが見えて、

それに向かって、また自転車をこいでいた。

 

まるで、何かに呼ばれるように。

 

大きな橋を越え、ずっとまっすぐ行ったところに、道路がカーブを描いて交差しているところがあった。

光が、まるで虹のようにアーチを描いていた。

暗闇で、それ以外の情報はなにもなく、私は周りの建物を見て情報をあつめようとした。

ピンク色に輝くツリーが、さらに私を呼ぶ。

草むらの中を通り抜けて、次の橋へとたどり着く。

電車が見えた。すぐ近くに、駅もあった。

ツリーは、大きな建物によって見えなくなってしまった。月も雲に隠れてしまった。

私は、帰ることにした。

 

ふと、後ろを振り返ると、満月が輝いて私を見送ってくれているようだった。

目の悪い私は、満月の中に羽があるように見えた。

私は、遠い記憶を思い出していた。

 

月は、太陽によってその光を放っているように見えるのだという。

私も、きっとそういう生きものなのだろう。太陽があることによって、私の気持ちも明るく

輝くことができる。夢に向かって頑張ることができる。それに夜型である(^-^;

曇りや雨の日じゃ、モチベーションが高まらない。

 

せっかくなので、私はもうひとつの方の世界にも行ってみることにした。

高さのある建物が、間隔をあけて立ち並ぶ。私の、住む世界。

その見事なソーシャルディスタンスに、私は美を感じた。

 

なぜ、こんなにも私は、川に惹かれるのだろう。

いや、逆に川に取り憑かれているのではないか?川に愛されているのではないか?

私はきっと、文字通り、橋の下で生まれてきたに違いない。

水は、記憶をつかさどると言われているようだが、

その空気、温度、音、におい、季節、風景、そのすべてが、ある記憶を呼び醒ます。

春夏秋冬。忘れることができない。今でも、目の前に、きみがいるようで…。

 

あぁ、私とは、いったいなんなのだろう。

これから、いったいどこに向かっていくのだろう。

 

答えは、神のみぞ知る。

私は、ただ私の宿命によって、流されて生きていくだけだ。

 

…こんな私でも、人びとを幸せにすることができるだろうか。

人びとの心を打つものを創ることができるのだろうか。

 

どうか、見守っていて欲しい。

私がどういう人間で、なにがしたいのかを知って欲しい。

必ず、良いものを創ってみせるから。

私のこと頑張って全部伝えるから。

 

家に帰ってきたのは、出発から4時間後のことでしたとさ。おしまい⭐︎

最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m