みら*ブロ

みなさんこんにちは、縫人みら*と申します。絵を描くことや、パッチワーク、最近では動画づくりが好きです。このブログでは、日々のことや、アート•制作に関することだったり、スピリチュアルなこと•仕事のことなど、興味のあることについて日々書いていきたいなと思っています。よければコメントやシェアなどして頂けると嬉しいです(*´ω`*)

第55回埼玉平和美術展

何週間前のことだったか、出展の案内の封筒が来た時のことは

もう忘れていたんだ。

 

7月20日、留守電にメッセージが残っていた。

「今年も、ぜひ出展して頂けませんか?」

 

その日から、6連休だった。何をしようか考えていた。

宇宙は、全くもって素晴らしいタイミングで、素晴らしいプレゼントをくれる。

 

この1年。絵画もパッチワークもお休みしていた。

ひたすら動画を作って、ひたすらアニメキャラを描いていた。

私は、何を展示する事ができるだろう??

 

そうだ。新しく、絵画を描こう。

 

家にある中で、1番大きな画用紙を2つ並べて、

心に思うまま、定規とコンパスを動かしていく。

 

そういえば、私が、かつて美大に通っていたときも

こんな変な絵ばかり描いていたなぁ。

 

きっかけは、確か…

「もう、あなたは悩むことはない。あなたはあなたらしく。」と

インスピレーションが降りてきたこと、だった。

 

その時の私は、何を思い、何を考え、何を感じて生きていたのだろう??

 

その時に聴いていた曲を思い出して、聴いてみた。

懐かしさと共に、澄んだ光のイメージを持った。

「今が1番の未来だ。未来は今つくるんだ。」という歌詞が

今の私の心に、深く刺さった気がした。

 

物心ついた頃から、あれやこれやと思考ばかりが先走っていた気がする。

 

最近わかった事があるのだが、

獅子座サビアン28度のメッセージ「大きな木の枝にとまるたくさんの小鳥」

 

「意欲」や「情熱」を燃やして取り組む「獅子座:火」の段階から

次の「乙女座:土」の段階への準備を始めるとき。

 

つまり、「ルールや常識」という社会の枠組みで生きることを目的として

心の声だけでなく様々な思考の声に耳を傾ける。

多種多様な世界の中で、視野を広げ、見聞を広め、交流をはかる。

 

そんな意味があるとのこと。

 

だから、人の話を聞くことは好きだし、宇宙の声を聞くこともできるのかも。

 

 

作品を作るうえで、悩んだことがある。

 

今回は作品を仕上げるのに大体3週間かかった。

絵を描くということは、とにかく時間がかかる。

丁寧に仕上げるならば、なおさら。

動画やパッチワークなら、その倍は時間がかかる。

 

私は、時間がかかることに時間を費やして生きている。

 

いったい、何のために?という壁に、正直幾度もぶつかっている。

まぁ、意味を見失ったところで、

一晩寝れば絵を描き続けてしまう宿命を背負っているのは自覚している…

 

前は、そんなこと1mmも考えてなかった気がする…

 

今の私の視点では、

単純に「好きだから」「やりたいことだから」

「自分にしかできないことだから」

 

少し範囲を広げて見ていくと

「宇宙の世界のイメージを下ろしてくるため」とか

「現実世界にインスピレーションを与えるため」とか…

そういったことだと思う。

 

でも、結局のところ、その問いは、自分に自信がないから

もしくは、自分に自信をつけるために生まれた悩みだと考えている。

 

また、描き続ける中で思うことがあれば、発信していこうと思う。

 

 

でも、気づいたことは、

どの作品も、私がいなかったら存在しなかったということである。

 

そう考えると、その作品の価値は甚大である。

 

 

また、私にはこれまでたくさんのインスピレーションがあったのにも関わらず

それをほとんど作品にできてない、ということにも気づくことができた…

 

作品ができたから終わりではなくて、

これからも、イメージを形にしていくことを続けていくことが

自分には大切なんだと思う。

 

 

あとは、「全てはここに行き着く」ということの実感である。

 

「何のために?」を考えると、人生はとにかくキリがない。

ほとんどの場合、その場その場では、

ただ何となく、理由もなく、こなしていることの方が多い。

 

そう。それでいいのだ。

そうしていると、ある日突然、点と点は線へつながる。

 

作品を制作して、数日経った頃、

作業所の方で、アートディレクターのお話を聞く機会があった。

 

①障害者の描くアートが、現代アートと非常に類似しているということ。

②普通の人間では描けないものを、彼らはいとも簡単に描いてしまう。

③上手に、綺麗に描くことを本質としない。

④生き物としての本質を捉えたような作品に高い評価が与えられる。

 

⑤福祉(公平・平等)とアート(個別化)は本来、相反するものである。

⑥福祉作業所は、アーティストを育てる場ではない。

 その人が生きるために必要な表現活動を総合的に支援する場である。

 つまり、その人がその人らしく輝けるためのプロセスとしての表現活動。

 

これは、もちろん私に対して向けられた言葉ではないが

すごく、自分が言われている気がした。

 

自分が福祉に携わったのも、アートと関わってきたことも

今日まで生きてきたことも、全てこの言葉と出会うためだと感じた。

 

 

つまり、

①私は、私であるため、生きるために描いている。

②私は、もちろん生まれながらにしてアーティストであるが、

 その前提として、「私は光の存在」であるということ。

③アートは、私と社会が繋がるための、大切なツールである。

④大丈夫。そんなに不安にならなくても、

 私はちゃんと社会と繋がっているし、評価されているよ。

 

というメッセージを、

このアートディレクターの方から受け取ったような気がしたのだ。

 

 

以上、私が第55回埼玉平和美術展に出展して

思ったこと・感じたことをまとめてみました。

 

たくさんの応援をいただいて、とても嬉しかったです。

皆さんの存在があって、私は頑張り切ることができました。

 

これからも、絵を描き続けたいと思います。

 

8月12日を境に、大雨、雷、災害、コロナ拡大…不穏で重たい空気を感じます。

 

でも、それだけ、地球が変化の最中であるということだと思っています。

良いことも悪いことも続きません。諸行無常こそ、この世の本質です。

 

どんな状態であっても、常にあなた自身の光を見失わないよう、

お祈り申し上げます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

また次回のブログでお会いしましょう。

 

縫人みら* 

 

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